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設計に対する取り組み方

テオ・アーキテクツでは、クライアントや、敷地をとりまくさまざまな条件、環境との対話を重視しています。そこに快適に居住するための何か新しいヒントはないか、それをいかに具体的な建築として提供できるかなど、対話を通していつも考えています。それは、ひょっとすると、クライアントを含めて、まだ誰も気がついていないようなことかもしれません。しかし、そのような隠れた可能性を掘り起こし、具体化できたときに、そこにしかないオリジナルな建物を生みだすことができ、その驚きや喜びをクライアントと共有できるのだと思っています。対話を通して、共に考え、つくる、というのが私たちの基本スタンスです。

そのため、私たちは、建物の用途、規模、工法、材料、設備などによって、業務範囲や得意分野を限定してしまうことをあえて避けています。そのような枠組みを設けることが、自由に考えることを妨げ、ひとつひとつの仕事の隠された可能性を封じてしまうことにつながりかねないからです。

小さな個人住宅であれ、大きな厚生施設や商業施設であれ、また新築であれ、増改築であれ、いかに快適で魅力的な建物をつくるかという本質的なところで、設計に対する考え方や作業内容が大きく変わるわけではありません。ひとつひとつのケースについて、まずよく耳を傾け、じっくりと対話を重ね、深く読み込むこと。その上で、柔軟で幅の広い提案を行い、技術的な検討を重ねながら、丁寧につくりこんでいくこと。どのような設計においても、そのプロセスと結果を高いレベルで提供できるよう、私たちは業務に取り組んでいます。
©2003 TEO architects